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BT Labの記録がここにあります。

東京オリンピック時代の多言語案内のあり方〜問題提起編〜

多言語案内のあり方というのは非常に難しいと考えています。

その理由は、大きく2つあり、一つは、「自国の言語を優先しなければならない」で、もう一つは「何ヶ国語対応すればいいか分からない」です。

それぞれを詳しく考えてみましょう。

 

まず、「自国の言語の優先しなければならない」からです。

例えば、日本国内にて、案内が英語しか存在しなければどうでしょうか?日本語の案内を求めて不平・不満が発生することは目に見えています。また、日本語と英語が同じフォントサイズで並んで書かれていたらどうでしょうか?おそらく現在の日本人の考え方からすると、わかりづらいと思ってしまうのではないでしょうか?

つまり、自国の言語を大きく書いて、他言語を書くのであれば、あくまでもおまけでなければならないというのが、現在の世論になるのではないかと考えています。

 

次に、「何ヶ国語対応すればいいか分からない」についてです。

東京では、せいぜい日本語と英語の2ヶ国語対応でしょうか。九州に行くと、それに中国語と韓国語が追加されて4ヶ国語に対応している場所が多いです。

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つまり、どういった国から来る人が多いのかというところに依存して来るわけです。昨今の爆買いブームで中国人が多く日本に来ているかと思いますが、なかなか中国語に対応というのは見かけないものです。ハードルが高いのでしょうか。

つまり、日本に来る人はどの程度の言語を話せる(もしくは、理解できる)のかを定義する必要があるというわけです。

 

次回は、先日調査のために訪れたシンガポールの多言語対応と日本の状況を比較してみたいと思います。